社畜になるのはもううんざり

社畜としての生活におさらば。株式投資でセミリタイアを目指します。

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田舎暮らしの現実

僕は田舎で暮らしている。

東京で仕事をして、出戻ったクチだ。

 

なので、都会暮らしと田舎暮らし、

どちらの良さもなんとなく分かってるつもりである。

 

そんな僕が思うのだけれど、

自分とゆかりのない田舎で、移住したいと思えるような場所なんて、

はっきり言ってほとんどない。と思う。

石垣島とか富良野とか圧倒的な自然や魅力があるなら別だが、

単なる田舎に移住したいと思うほどの魅力などあるだろうか。

なんで田舎暮らしがブームなのかピンと来ない。

 

都会から我が町に来て、働いている子がいる。

初めて出会ってから1年ぐらいになるだろうか。

彼女は地域おこし協力隊としてわが町にやってきた。

地域おこし協力隊とは田舎で暮らしたい人が、3年間市役所に雇われ、

都会で培った技能を発揮して地域活性化に役立てるというものだ。

 

その子とは実際に腹を割って話したことはないのだが、

挨拶するぐらいの距離感だった。

 

今日、その子が地域おこし協力隊をやめて、実家に帰るという話を聞いた。

 

非常に残念だが、仕方ないことである。

田舎で生き甲斐を見つけることは非常に難しい。

 

彼女に聞いたわけではないので本心は分からないが、

僕が思う田舎暮らしが難しい理由を考えてみた。

 

心を許せる人が周りにいない

これは僕が東京で就職して一番辛かったことだ。

友達が周りにいないのだ。1人ぼっちって心が病んでいく。

これは田舎暮らしをする人も同じなのだ。と思う。

僕は小さな会社に就職したので、同期がいなかった。

さらに大学も地方だったので、本当に周りに知り合いがいなかった。

周りは先輩達や上司ばかり。

仲良くなるのだけど、休日は必然的に1人でいることが多かった。

職場の人と休日も遊ぶようなことはどの職場もなかなかないだろう。

田舎暮らしの人もほとんどが同期なんていないはず。

転職で来る人が多い分、同期とかいう概念もないだろう。

仕事モードの時は人に囲まれていても、ふとスイッチが切れたら1人なのだ。

これがホントに精神に悪い。田舎だと時間に余裕がある分つらい。

家族がいればいいけど、カップルなら分かれる可能性も高い。

意外とカップルで移住してくる人は多い。

 

1人で趣味に没頭できますって人ならいいけど。

これってかなり達磨大使並みの精神力がいる。

僕も1人はかなり大丈夫な方だと思っていた。

けど、5年目にして限界がきた。プチ鬱っぽくなった。

1人が耐えれなくなったのだ。

 

田舎の人は優しいけど、友達にはなれない

確かに田舎の人はやさしい。移住して来た人には特に優しい。

いろんな面で助けてくれるはずだ。

しかし、友達にはなれない。

はっきりいって、20歳過ぎてから真の友達なんてできないだろう。

できても、1人か2人でしょう。

優しい人はいても、心の隙間を埋めてくれる人には出会えないのだ。

 

物価は安いけど、給料も安い

のほほんと生きていきたい。なんて思って田舎に来ても、

のほほんと生きれない現状がある。

物価は確かに安いが、収入も低くなってしまうので、生活レベルはキリキリだ。

司法書士など自分に抜群のスキルや資格があってこそ成り立つ、のほほん生活なのだ。

田舎に行けば優雅な生活があるなんて幻想。

今僕は母の実家が空き家になっていたので、そこで妻と同棲している。

長く住むつもりはないのだけど、取り急ぎ、この築100年ほどの家で同性を始めた。

田舎暮らしに憧れる人も、こういう空き家をリフォームしちゃえばいいじゃん!

的なノリなのだろうが、空き家をなめない方が良い。

もう、床とか抜けまくっている。ごまかしながら、住んでる。

光熱費とか結構高くなる。オール電化でも太陽光でもないし。

すきま風スゴいし。無駄に広いし。台風とか来たら、家揺れるし。

そんなに住み心地は良くない。

これを住みやすいレベルまでリフォームするなら、おそらく新築が建つ。

正直自分で直せるレベルではない。僕もやろうと思ったが、大変すぎて断念した。

DIYに熱中出来るほど、工作が好きではなかったと今更ながら気付いた。

こういうのは諦めてからでないと気付かない。

やる気に満ちている時は、出来ない気がしないものなのである。

 

思っている以上になにもない

自然が綺麗とかいうが、そんなに綺麗でもない。

綺麗と言われる地域はちゃんと観光できるように整備されている。

そこにあるのは、山。なのだ。ただの山。もうグジャグジャの山なのだ。

今の時代道路とか、ちゃんと整備されているので、ジブリみたいな世界はない。

現代の田舎とは商業施設がない町のことだ。

結局遊ぶとなると、近場の大きな都市まで2時間かけて行かなければならない。

2時間かけて移動してもあるのはイオン。

イオンに行けば確かに何でもあるのだが、楽しみ方のバリエーションがない。

ストレスは溜まるばかり。。。。

いろんな意味でワクワクとドキドキが少なすぎる。

 

まとめ

そんなわけで、田舎暮らしがしたいなら実家に帰るべきだ。

実家には友達もいるし、家族もいるし、勝手も分かっている。

 

今回地元に帰る子も仕事は楽しそうにしていたように見えた。

しかし、現実の田舎暮らしは性に合わなかったようだ。

理想と現実は違う。どんどん損切りして次に進めば良い。

田舎を追い求めたら、もしかしたら、びたっと肌にあう土地があるかもしれない。

人生で1人か2人しか出来ないと言われる、

20歳過ぎてからの友達ができるかもしれない。

なので、田舎暮らしする人はどんどん次の田舎に移り住んでみたら良いと思う。

仕事の問題はあるが。。。。

住んでみないと分からないことは多い。

田舎に住もうと思うぐらいなのだから、都会は心底嫌なのでしょうから。

自分に合う田舎を探し続けるしかないのだ。

それなら、とっとと損切りした方が良い。

あの子にも肌に合う田舎がみつかればいいなと思うのである。